企画書&設定書
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番組を作る時、まず初めに番組のスタッフが企画書を製作会社やテレビ局へ提出します。企画書には、作品のコンセプトや設定、展開 などが書かれています。この企画書にOKが出ると製作が始まります。 尚、ここに掲載した企画書は放映当時、販売されていた「キャラ表」に記載されたものから転載しました。<マクノスケ@管理人> |
企画書
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1. スーパーサイボーグ「SFアクション」の新たなるヒーロー 「SF西遊記スタージンガ−」の主人公は、宇宙学者「ドッジ助教授」が、7年の歳月をかけてようやく サイボケーションに成功した<スーパーサイボーグ>なのです。 彼は、スペースワープの「キントフイルド航法」によって、実に、時速10万8千光年のスピードで 飛行することができるのです。その変身能力と飛行能力に加えて、彼は強力な武器を所持しています。 その伸自在の武器ーエネルギーポリマーの「アストロボー」を一振りすれば、宇宙戦艦の一つや二つは 、一瞬にして木っ端微塵!そのウルトラZ級の破壊力を秘めた「アストロボー」によって、「クーゴ」は まさに宇宙無敵の戦闘能力を我がものにしているのです。 超飛行能力、超戦斗能力ー今までの「アクションもの」の主人公達が備えていた三大能力のすべてを、 ことごとく身につけたスーパーサイボーグ「クーゴ」。彼こそは、まさに、「SFアクション」の新たなる ヒーローとして、ロボットに代わり得る資格を、十二分に持ち合わせたキャラクターではないでしょうか?
2. 大宇宙に展開するファンタジーの世界
3. 漫画映画の原点に帰ろう! |
設定書
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☆今や銀河系宇宙は乱れに乱れていた。無数の惑星に、各々異形の星人たちが我物顔で暴れまわっていた。彼等も元を
ただせば各々の惑星に棲息する平和な宇宙生命体であったが、それがミュータント化したのだ。その理由は、銀河系宇宙の
中心にある大王星のエネルギーが、次第に弱まって来た為であった。もう銀河系宇宙に平和は戻らないのかー。
☆ここ銀河系の辺境・太陽系の地球にオーロラ姫という一人に若い娘がいた。外見は美しいただの姫だが、彼女こそ 百鬼夜行の銀河系宇宙の救世主だった。と云うのは、次第に弱まって来ている大王星のエネルギーを復活させる能力を 、彼女は生まれながらに持っていたのである。自分では知らなかったその能力のことを、彼女に教えたのはキティ博士 である。彼女が大王星に行けば銀河系宇宙に平和が戻る、それは苦難に満ちた旅である。だが、彼女は旅立ちを決意する。 かつて、月に平和な王国があり、彼女はその国の姫であった。それが異形の星人の侵略にあい、両親は殺害されて、今や 月は廃墟に変わっていた。彼女はその悲しさを知っているから、大王星への苦難の旅立ちを決意したのだった。彼女は キティ博士の完成した宇宙船クィーン・コスモス号に乗って地球を旅立つ。 ☆廃墟に変わった月に、一人のサイボーグが閉じ込められていた。彼はドッジ助教授の手によって作られたサイボーグ 人間であったが、そのあまりにも強力な性能のため手のつけられない暴れ者になり、キティ博士に閉じ込めれれていたのだ。 博士から渡されたキーでオーロラ姫は彼を自由にした。彼は姫の美しさにひかれて、姫を守るナイトとなった。彼、クーゴが オーロラ姫の第一の騎士である。続いてハッカ、ジョ−ゴが同様に姫の美しさにひかれて、第二、第三の騎士となった。 こうして、オーロラ姫と三人のサイボーグ戦士の旅は始まったのだ。 ☆一度、悪の味を憶えた異形の星人たちにとっては、オーロラ姫が大王星に行くなんて、とんでもないことである。 大王星のエネルギーが復活して、ただの鉱物や植物の宇宙生命体に戻されては大変だ、彼らは弱まったとはいえ、まだ 平和と愛のエネルギーを放射している大王星には近づけない、オーロラ姫を抹殺するしかないのだ。オーロラ姫と 三人のサイボーグ戦士の行手には、姫を抹殺しようとする異形お星人たちが手ぐすねひいて待ちかまえている。
☆三人のサイボーグ戦士たちは、各々強力な性能を持っているが、オーロラ姫に戦う力はない。完全平和主義者なのである。
三人は姫を守って、次から次へと現れる異形の星人たちと戦っていく、だが姫は星人たちを殺すことは許さない。元は平和な
宇宙生物だからだ。姫は彼らを閉じ込めておく超能力を持っていた。三人のサイボーグ戦士たちの力に屈服した星人たちを
姫は閉じ込めて行く。 |