製作担当/吉岡修・佐々木章
声の出演/クーゴ 石丸博也・ハッカ 富田耕生・ジョ−ゴ 富山敬
オーロラ 杉山佳寿子・キティ 増山江威子・ドッジ 八奈見乗児
エッガー 野田圭一・子分 田中崇(現・銀河万丈)
協力青二プロダクション
原画/須田正己
動画/大島城次・八島善考・敷島博英・森光太郎
背景/松本健治・小林祐子
仕上げ/中村正弘・林昭夫・高木直美
特殊効果/浜桂太郎 撮影/佐藤隆朗 編集/田中修
録音/タバック小久保正雄 効果/森賢一 選曲/宮下滋
製作進行/渡部英雄 記録/石黒陽子 現像/東映化学
美術/伊藤岩光・海老沢一男 作画監督/須田正己
演出/芹川有吾・大谷恒清
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クモのモンスターが発するバリバリエネルギー。その光を見続けると悪口が聞こえてきて、
喧嘩を始めてしまうと言う。モンスターは中性子ゾーンでエネルギーを
パワーアップさせ、クーゴ達を同士討ちさせようと作戦を立てる。
クィーンコスモス号では、この日、姫は食事を先に済ませてコクピットに。
クーゴは食べる前に姫と話して、インターホンのスイッチを切り忘れ、
その後のクーゴ達の会話は姫に筒抜けに。クーゴとハッカが喧嘩になりそうになるが、
ジョーゴが間に入り「友情のマークに誓ってお互い仲良くやらなきゃ」と丸く収める。
その後コスモス号は、バリバリエネルギーが放射されている中性子ゾーンに入り、
光を見たクーゴとハッカは喧嘩を始め、オーロラ姫は気を失う。
一人見ずに済んだジョーゴは光を分析し、30秒以上見ていると気がおかしくなると分かった。
クーゴ達を元に戻そうと努力し、襲ってくるクーゴ達から姫とコスモス号を守るジョーゴ。
姫のテレパシーでクーゴが正気に戻り、ゾーンからの脱出を試みる。
逃げるコスモス号に、光を強めるモンスター達。
ジョーゴはモンスターを発見し倒そうとするが、姫に止められ、
アイススペースバローで氷づめにした。
事件が終わっても、まだ催眠状態のハッカに電気ショックを与えるが、効果がない。
そこへ姫が食べ物を持って来て、ハッカに食べさせる。
みんなの悪口を恐れているハッカに必要なのは「俺達の友情だってんだろ」と言うことで、
クーゴとジョーゴがハッカに優しい言葉をかけると、ハッカが正気に戻った。
姫やクーゴに活躍を褒められ、照れまくるジョーゴの腰がブレーキレバーに当たり、コケるみんな。
姫の上にジョーゴはわざとらしくコケて「でっへへ…」と笑うのだった。
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冒頭でのコスモス号の日常会話が楽しく、キャラクターの表情が豊かなのが、
みどころです。
またクーゴやジョーゴが、姫の口調を物真似するのが面白いです。
初期の頃はモンスターもどこか憎めない奴で、今回のモンスターのリーダー・
エッガーも笑い方が可笑しいです。(声は野田圭一さん。ノッて演じていたのでしょうか)
それから、クーゴとハッカの同士討ちや二人に追われるジョーゴは見ていてハラハラしますが、
各マシンの動きはスピード感があって良いです。
ジョーゴがスタークローやスターブードに、スターカッパーで体当たりして、
姫(コスモス号)を守るのは格好良いです。「仲間を撃つなんて、俺には出来ねえ」と言って。
仲間思いのジョーゴさん、必見です。
友情の大切さを描いたこの話は、最初から最後まで楽しく、
みどころがたくさんな傑作な話です。(ガイド作成・にいな)
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