■すべては<幸運ナンバー7>から始まる
[監]ポール・マクギガン
[出]ジョシュ・ハートネット ブルース・ウィリス ルーシー・リュー モーガン・フリーマン ベン・キングズレー
[制作データ] 2005米/アートポート
[上映時間] 111分 R-15
「ラッキーナンバー7」公式サイト
【マクタロウ】
毎度のことながらネタバレしていますので、これから観ようという方は読まない方がよろしいかと。
不運続きの青年スレイヴンが、対立する二つの組織の抗争に巻き込まれて・・・というコミカルで軽いタッチの作品かと思いきや、最後はハードな復讐劇になるというちょっと変わった作品。
主演のジョシュ・ハートネットは前半の不幸な好青年がピタリとはまっている。相手役リンジーのルーシー・リューも可愛らしくて、二人のやりとりは微笑ましい。
謎の男ブルース・ウィリス、対立する組織の二人のボス、モーガン・フリーマンとベン・キングズレーは、いつもの調子ながらも脇をしっかりと押さえている。
冒頭で殺される二人の計理士(?)は誰なのか、ブルース・ウィリスが語る「八百長競馬」の話がどこにつながっていくのか、そもそも彼は何者で殺した男は誰なのか、といったことが徐々に明かされていく展開は面白く飽きることがない。演出や編集も凝っていて(やや、クドいものの)オシャレで良い。
本来ならば殺さなければいけないリンジーを助けたスレイヴンに、父の時計を渡し去っていく殺し屋ブルース・ウィリスにはジーンときた。
復讐を遂げたスレイヴンにはリンジーとの愛がこれから生きていくことの支えだということを、彼は分かっている。
彼もスレイヴンを助けた過去があり、人の情けを知っているのだよね。本当に美味しいところを持って行く人だなあ。
【マクノスケ】
仕事をクビになり踏んだり蹴ったりの主人公スレヴン(ジョシュ・ハートネット)が、友人を頼ってニューヨークへやって来たところ、留守だった友人とギャング(モーガン・フルーマン)に勘違いされ友人が作った借金返済を迫られる羽目に!挙げ句の果てに、金が払えなければ敵対するギャング(ベン・キングスレー)の息子を殺せと強要されてしまうのですが…。
注意:思いっきりねたバレしています!
このお話。ストーリーのどんでん返しが見どころだったんですね。昨年で言うと「インサイドマン」のような感じです。しかしながらイマイチ切れ味が悪い「インサイドマン」と違い、こちらは「ニヤリ」と来るオチ!映画も全体的にお洒落に出来ていて、後半、控えめかと思えていたブルース・ウィリスのかっちょ良いアクションシーンに燃えましたっ!
コミカルな前半にくらべ、後半は前振りだった20年前の一家連続殺人事件の復讐劇へ見事にスライド。お正月から「鉄コン筋クリート」に続き、重めの作品が続いくなーと思っていたら、ラストにじわ~~んと来ちまいました!父親代わりだった殺し屋のグッドキャット(ブルース・ウィリス)からスレヴン(ジョシュ・ハートネット)が巣立っていく瞬間に涙。
グッドキャットに救われた日からずっと復讐のためだけに生きていただろうスレヴンが復讐が終わったあとどうなってしまうのか気になっていたんですが、グッドキャットから祝福され(実の父親の時計を渡すシーンは良かった!)、彼はリンジー(ルーシー・リュー)と共に愛に生きる道を選ぶんですよねえ。 本当に良くできた見事な脚本です。
またまたブルース・ウィリスに泣かされてしまいました…。
しかし、あの20年前のブルース・ウィリスには笑わされましたねえ。ロングヘアに髭ですよ!(笑)なんか下手な変装みたいで可笑しかった!!
それにルーシー・リューのコギャルルック(ミニスカートにハイソックス!上記画像参照)ですよ!死体検死官だし、設定上たぶん20代後半かと思うんですけど、あの若作りは監督の趣味なのかしら?でも可愛い役だった。彼女のイメージが変わりました。
…って、実際は彼女38歳なんですけど、東洋人だから10歳くらいは若くみえるからOK…って感じだったんでしょうね。それと007は、彼らの世代的にはショーン・コネリーじゃなくてティモシー・ダルトンなのかしら?
それからこの映画、原題は「LUCKY NUMBER SLEVIN」だったんですね。
「SLEVIN」(スレヴン)…なるほど、そうだったのかーっ!
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