【マクタロウ】
カーク、スポック、マッコイといった、昔から知っている人には馴染みのあるキャラクターの
若き日の活躍を描くシリーズ・・・と思いきや、なんとパラレルワールドの「スタートレック」!!
この設定にはやられた!!
これほど上手い仕切り直しは観たことがない。
なんたって、ちゃんと旧シリーズの続きでありながら、新作としてシリーズを始められるのだから。
まあ、それもこれも「スタートレック」ならではと言えばそうなのだが、
それさえも言い換えれば「スタトレ的」と言えるわけだ。
あのカークが乗組員の信頼を得られるのはいつ?と思わないではないが、
それはこれからのシリーズを楽しみにしていよう。
一番楽しみにしていた宇宙戦闘シーン、エンタープライズの活躍をもっと観たいと感じたが、
まだ1作目だし、スポックの宇宙船を援護する姿に燃えたので、今回はこれくらいで良しとする。
【マクノスケ】
すみません。スタトレ好きなので今回は語らせて戴きます。
噂ではカーク達の若い頃を描いているとかここでリセットされたらしいとか・・・
いろいろ聞いてましたが、リセットと言えばリセットだけど、ちゃんと続編・・・
すなわち「スター・トレック11」になってるじゃありませんかっ!!
平行宇宙ねた、しかもタイムスリップという「スタトレ」お馴染みのネタを
使ってよくぞここまで納得の行く作品を作ってくれました。
パンフによると、脚本のお二方は、トレッカーといろいろ話ながら作っていったそうですが、
キャラクターの性格や持ちネタなど存分に生かしているところがこれまた心憎い!!
特にスールーのフェンシングねたがあそこまで格好良く花開くとは思ってみませんでした。
これによってカークとスールーに信頼感が生まれるというこれまた良く出来た展開。
カークとスポックはお互いに家族ねたでそれぞれに成長して行く過程を対比させてみせるという作り。
これまた上手いと言わざるを得ません。
そこへ最新のVFX、ちょっとアクションは過激なところもありましたが、
宇宙戦はやっぱり燃えまして・・・
土星のリングをエンタープライズが競り上がってくるところなぞ、
もう、格好良すぎて涙ちょちょ切れそうでした。
ネロの25年間待ちの部分は描き切れてないとは思いますが、
もう、そんなのどうでもいい!!(お〜い!)
巨大物体やらゴールデンゲートブリッジに物体墜落やら赤色物体のぽよぽよ表現やら、
なんとな〜く劇場版1〜6のキーワードがオマージュ的に
挿入されているんじゃないかと思ってみたのですが、それはたまたまなのかなあ。
でも氷の惑星(←これは「6」のオマージュ?)で、
老スポックがカークに言ったセリフって劇場版の「2」か「3」で出てきたセリフですよね?
もうニモイさんが「ジム」って言っただけで胸が熱くなる私!!
そしてあのラストですもんね。もう堪りませんよ!!
老スポックの後ろ姿を父親と見間違えるサイラースポック。ここがまたツボなのよねえ〜。
自分の信じる道を歩むだろう新生サイラースポックとバルカン再生にまだまだスタトレという
物語を歩き続けるニモイスポック!!!あぁ、なんて素敵過ぎるラスト!!
平行宇宙で変わってしまった世界をオリジナルのキャラが行き来するなんて
よく考えたもんです!ブラボー!!なんて素晴らしいアイディアなんでしょう!
脚本家の人の話ではTNG(新スター・トレック)のキャラの登場もありとかで・・・。
これは、ますます目が離せなくなって来ました!!!
お金に価値が出来ちゃったり・・・スポックとウフーラの関係も気になるわ〜。
役者もクリス・パインがその割にまあまあ良い感じでした。
やっぱりカークはモンスターと闘わねばならないんですよ。(笑)
ドクターも良い感じ。私としては昨年ハマったドラマの「テイクン」で
宇宙人の子供役で出ていたアントン・イェルチンくんが、
あんなに成長してチェコフを演じているのが嬉しかったです!
しかし、訛り酷すぎじゃあ。(爆笑)
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