マクタロウの

木目を描く 2006.10.12.


プロペラの塗装です。
今から20年近く前、入り浸っていた模型やさんのご主人から色々なテクニックを教えて頂きました。
ニスを塗ったような木の表現は、下地にダークイエローやタンを塗り、それより濃い茶色で木目を書き込み、 仕上げにクリヤーオレンジ塗る(現在、私はクリヤーブラウンを調合して使用している)。
今でこそ当たり前のテクニックとなりましたが、当時は目からウロコが落ちる思いでした。
最初は木目を描くのにエナメル系塗料を使っていたのだけど、筆で描くのは一苦労。 失敗しては溶剤で落とす事の繰り返し。自分のへたくそさ加減にあきれる始末。
そこで、ふと「色鉛筆を使ったらどうかな」と思いつき、やってみたところこれが良い。 (日頃模型雑誌をあまり読まない私はその後、色鉛筆を使用する方法はすでにポピュラーな手法だと知った)
最近では水性色鉛筆を使用している。色鉛筆で描いた木目の上を、水を付含ませた筆でなでると、 適度にぼけて良い感じになると思っている。
画像は、一度クリヤーブラウンをコートするところまでやったが木目が薄かったので、軽くペーパー掛けした後 再び木目を描いているところ。
水性色鉛筆だと、芯を削って絵の具のように使うことも出来るので重宝する。前回制作したフォッカーDr.Iではスミ入れや汚しもこの方法でやっています。






アルバトロスW.4 2006. 5.24.


現在制作中のアルバトロスW.4のエンジン部分です。
すでに塗装をして胴体に組み込んでありますが、画像は塗装前の状態。
実は以前から「フロート付きの機体を作りたい」と言うことと「ドイツの海軍迷彩機を作りたい」というのがありまして、「両方を満たして最も楽に作れそう」なのがエデュアルドのアルバトロスW.4だったというわけです。
更に、昨年のホビーショーで拝見した凧一さんの作品にも意欲をかき立てられて製作に着手。
実はその時に凧一さんから「排気管の配置がキットのままではおかしいよ」との指摘を聞き、プラスチックロッドを使用して改造してみました。
「楽に作れる」と思っていたけど、結局苦労は避けられそうもありませんな。






ロイヤルクラス 2006. 4.18.


エデュアルドの新製品「フォッカーD.VII/ロイヤルクラス」購入。
と言っても、基本的には既発売のフォッカーD.VII全バリエーションを詰め込んだモノです。
O.A.W、Fok、Albatrosの各機体3機分(各々前期/後期型選択)とデカール12種類、そして最大のおまけが画像の ブルー・マックス!!
思っていた以上にケースも豪華で、良い感じでした。
正直フォッカーD.VIIは食傷気味でしたが、エデュのサイトで「プレオーダーで20ドル引き、送料無料」 という文句に、つい・・・(限定1000個というのにも、ちょっと後押しされました。因みに私のシリアルナンバーは99)。 発売直前、更にレジン製「燃料車」が付くことを知り、思わぬおまけに喜びも増加。
ハイパースケールで指摘されている4色ローゼンジが 訂正されていなかったのは残念。別売りのデカールを使用するしかありませんかね。
それにしても荷物が届いたのが今日、4月18日。うまい具合に自分への誕生日プレゼントとなりました。







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