■時を飛びこえ、世界を守るしるしをさがせ!
監督: デヴィッド・L・カニンガム
製作: マーク・E・プラット
製作総指揮: ロン・シュミット
原作: スーザン・クーパー 『闇の戦い1 光の六つのしるし』
脚本: ジョン・ホッジ
撮影: ジョエル・ランサム
音楽: クリストフ・ベック
出演: アレクサンダー・ルドウィグ ウィル・スタントン
クリストファー・エクルストン ライダー
イアン・マクシェーン メリーマン・ライオン
フランセス・コンロイ ミス・グレイソン
アメリア・ワーナー マギー・バーネス
グレゴリー・スミス マックス・スタントン
ジョナサン・ジャクソン
ウェンディ・クルーソン
上映時間 99分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(FOX)
「光の六つのしるし」公式サイト
【マクタロウ】
マクノスケが出演者の一人、クリストファー・エクルストンのファンだったものだから観た作品。そうでなければ絶対にセレクトしないだろう。よって、期待というものは何もなく鑑賞となった。
冬休みに入る学校の騒然とした雰囲気から、主人公と家族の紹介を描くオープニングは、なかなか手際も良く思わぬ拾いものでは、と期待がたかまる。
作品の内容は、実は「選ばれし者」だった少年が、とまどいながらも戦士としての自覚を得て悪と戦う・・・というよくあるパターン。
しかし、登場人物の魅力、イギリスの田舎というロケーションの美しさで飽きずに観ることが出来る。
突っ込みどころはあるし、前半を丁寧に描いていた割に後半は一気に展開してしまうところなどは気になったが、最近観たこの手のファンタジー作品では及第点をつけられる。まさに、思わぬ拾い物だった。
どうしても某魔法少年大作と比べてしまうのだが、こちらの方がはるかに魅力的であり、シリーズ化も期待してしまう。
ちなみにエクルストン氏、実に楽しげに悪役を演じておりました。
【マクノスケ】
今週は火曜日の「ヒーローズ」に始まり、本日の映画「光の六つのしるし」とエクルストンファンにとっては最高の1週間となりました。上映館数がわずかなこの映画ですが、たまたまこの日にウチの近所のショッピングモールにシネコンがグランドオープンする事になり、その中の1館に選ばれたのではないかと思われます。
これも私のエクルストンへの愛を神様がお知りになり、クリスマスプレゼントしてくれたのかーっと喜んでおりますが(…って神様信じてないくせにこういう時だけげんきんな私)、ま、とにかく、これは力入れて見ようじゃないか…って事で、9時25分の上映に間に合うよう8時45分に映画館前に到着!9時の開館を待って1番で入場したもののお客さんは、数組!!大丈夫なのか!シネサントムーン!!でも劇場内は明るく清潔で好印象。これでスタッフの人がもっと慣れてくれば更に素敵な映画館になるんじゃないかと思います。
上映はスクリーン4で106席。席の数の割にはスクリーンはまずまずの大きさでした。
しかし、驚いた事に観客が私とマクタロウの2人!!!貸し切りですよ!!!
ま、人気がない映画だって事はわかってはいたんですが、それでも2人って言うのはあまりにも淋し過ぎます。(涙)
で、映画の方はと言うと思ったより面白かった!
イギリスの町並みや生活習慣など画面に反映されていて、そこに「シーカー=六つのしるしをみつけられる者」として生まれて来た主人公が自分の運命を受け入れ成長していく姿が良く描かれていました。前半ちょっともたつきますが、私としては「エラゴン」や「ハリー・ポッター」よりも燃えちゃったかなァ。エクルストンはと言うと、ちょい出なのかと思っていたら大間違い!(笑)
全編が殆ど、主人公の少年とエクルストン演じる黒騎士の一騎打ちという図式なので、エクルストン、出まくりです!時に医者(!)に変装して少年宅にやって来て、少年から「光のしるし」を奪おうとしたりするのですが、ここのエクルストンがまさに「ドクター・フー」の時のユーモラスなエクルストンなんですよねえ。途中、教会で医者に変装した姿で賛美歌(諸人こぞりてだったかな?)をみんなで歌うシーンもあり、一瞬だけですがエクルストンの歌声も聞けて嬉しかった。最後の対決も全身を使ったパフォーマンスで「ダークなエクルストン」を堪能。本当にエクルストンファンにとっては至高のひと時で御座いました。パンフによるとエクルストンの次回作は「New Orleans, Mon Amou」でジキル博士の役を演じるそう!!どんな役なのかこれまた楽しみです。
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