第7話 男ハッカの大活躍! 1978. 5/14 放映
タイトルコール/富田耕生 構成/田村多津夫 脚本/馬嶋 満
コスモス号到達地点/タンタル星 登場モンスター/コウモリモンスター(声・八奈見乗児)
タンタル星人は滅亡している? 正体は王冠のコウモリの紋章!(声・八奈見乗児)
中は空っぽの甲冑の兵士 兵士に化けてクーゴを助けにハッカ参上!
クーゴとハッカの腕相撲を見守るジョーゴ。
ちょっとしたことで、出来損ない!泥豚と悪口の応酬から取っ組み合いの喧嘩になっているのをよそに涼しい顔でオレンジジュースを飲むジョーゴ。
とそこに警報ブザーが鳴り響く。コスモス号が怪しげな電波信をキャッチ。
ジョーゴが電卓で解析するとSOS信号であることがわかり、そこへ姫が現れる。
ジョーゴの調査の結果、星はタンタル星であることがわかるが、タンタル星人はすでに滅亡しており、こちらの呼びかけにも反応しない。
大王星に行くにはかなりの回り道だが、オーロラ姫の提案もあり、用心のためにクーゴとハッカのふたりでタンタル星に向かう。
そこには廃墟の遺跡が立ち並んでいたが、大地には強大な矢印の地上絵が描かれていた。
そして矢印の先にはマヤの遺跡に酷似した建物がそびえていた。
着陸して調査を開始するふたり。トーテムポールの目が開いた、開かないで揉めていたクーゴとハッカだったが、突然の地震に見舞われる。
柱は倒れクーゴたちの行く手を遮る。目から怪光線が出る中地面が割れてハッカは地中に飲み込まれ、クーゴは地下のトンネルに吸い込まれて行ってしまう。
コスモス号のレーダーからクーゴたちの信号が消えたのに気がつくジョーゴと姫。
地中から這い出てきたハッカは壁から連射されるニードルと格闘。とそこへ甲冑をつけた兵士軍団が現れる。
闘ってみると中は空っぽで、すぐに倒すことに成功するが、例のトーテムポールの目から怪光線が発射され、兵士の甲冑を焼き尽くす。
怪光線からなんとか逃げ、着陸地点に戻ったハッカだったが、スタークローの姿はなく、クーゴが逃げたと確信する。
ハッカはコスモス号に帰還するがクーゴは帰っていなかった。一体クーゴはどこに消えてしまったのか?
場面変わって遺跡の内部にある秘密基地。
壁に繋がれたクーゴに背を向けてスクリーンをみつめているのは、クーゴたちを金属の固まりにしようと企むコウモリのモンスターだった。
クーゴの鎖はコウモリ男が持っている銃から発射されるゴットレーザー以外では切れないと言う。
救難信号を発進させてクーゴたちをおびきよせたのもこのモンスターの作戦だった。
そしてクーゴの問いについに正体を明かすコウモリモンスター。
この男こそ亡きタンタル王の王冠に付いていたコウモリだったのだ。
そこへやってくるコスモス号。
どんな罠が仕掛けられているかもしれないとハッカがひとりで出掛けていくが、ハッカだけでは心配とジョーゴも後を追う。
ハッカの登場にコウモリミサイルを発射するコウモリモンスター。
スターブードでミサイルを交わし自滅させようとするが敵もさるもの、それも作戦で再び口から飛び出してきたミサイルがハッカを襲った。
ミサイルが当たり墜落してしまうハッカ。クーゴは分身して抜け出そうとするがベルトまで手が届かない。
墜落したと思ったハッカだったが、これはハッカの作戦で、スターブードで地中を突き進んでいた。
スターブードをタイヤ仕様にし地底の道を進んでいくと遺跡の地下の入り口に辿り着く。
兵士のリモコンを取り外し、甲冑を着込んだハッカはクーゴに近づいてゴットレーザーを奪おうとするが、コウモリモンスターに修理してやると中身を見られ正体がバレそうになる。
そこに警報音がなり、ジョーゴがスターカッパーでやって来たことがわかる。
コウモリは兵士を率いてジョーゴを襲うが、その隙にハッカが銃を使ってクーゴの鎖を切り救出。
コンソールも打って爆破させる。
その途端に動かなくなる兵士たち。
コウモリはトーテムポールに逃げ込むが、実はこれがロケットになっていて、コスモス号に向けて発進してしまう。
急いで戻る3人。石像は外壁を落としロケットだけになってコスモス号に向かう。
応戦するハッカだったがひとりでは埒があかず、知らぬところでジョーゴが加勢をしてロケットのエンジンを破壊させることが出来る。
ここにハッカチェーンの一撃で操縦不能となり墜落するロケットコウモリモンスターは元の王冠のコウモリの飾りとなりそれを王冠に取り付ける姫。
コスモス号に戻った4人だったが、またまたクーゴとハッカの喧嘩で幕を閉じる。