第10話 希望のいう名の星 1978. 6/04 放映
タイトルコール/杉山加寿子 構成/田村多津夫 脚本/田村多津夫
演出/川田武範 作画監督/衣 政吉
ゲスト/ノバ・北浜晴子 ベン・矢田耕司
到着した星/エスペランス モンスター/化石モンスター
コスモス号到達地点/エスペランス
ノバに忠実に使える執事ベン(矢田耕司) ノバに捕まって気を失っている姫
ギャラクシーエネルギーの枯渇でノバは仮面顔に 前回に続き化石モンスター登場!
姫には本当のノバ(北浜晴子)の姿が見えた! 姫の登場にノバと姫くらべの話をそらす3人
10話は前回の終わりからスタートします。
前回、廃墟から突如として姿を消したオーロラ姫。
クーゴたち3人は手分けして姫を探すうちに、パラボラアンテナを発見。
瞬間転移装置で移動させられた事を知り破壊していると地下から化石モンスターが出現し闘います。
地上に空いた穴かららせん階段をみつけ降りていくとベンが待っており、
姫を助けたいならモンスターを
倒して欲しいと交換条件を突きつけられます。
目を覚ました姫は透明の檻に閉じ込められており、やって来たノバに素性を話すのですが、
姫の美しさに嫉妬したノバはベンに「あの女を奴隷にする」と言い出します。
それを知ったベンは姫を逃がしクーゴたちと合流した姫はエスペランスを飛び立ちます。
ところがエアカーで軍隊と追い掛けて来たノバの攻撃に遭い、
そこに止めに入ったベンが撃たれてしまいます。
このままノバはコスモス号を攻撃し続けるのかと思いきや、
そこに戦いを辞め、ベンに駆け寄るノバの姿がありました。
姫には、彼女の美しい姿がはっきりと見えました。
ラスト。姫とノバの美しさくらべをしているクーゴたちのところに姫が現れ、慌てて話をそらす3人。
微笑ましく話は終わっていきます。
今回は美しさに嫉妬する女の情念を演出の川田さんが巧みに表現。
ノバの髪に飾った花が床に落ちて散るシーンや怒りで持っていたワイングラスを砕くシーンなど…
今見ると大人の演出だったなあと思います。
ベンのクーゴたちに約束したから姫を帰さなければと言うところや打たれた後に
ノバに「私はまだまだ死にません」と言うところは忠と義を感じますねえ。
余談ですが、今回エスペランスの室内スピーカーから流れてくる通信士の声
「サイボーグたちがモンスターを1頭倒しました」は富山さんが担当されていました。
製作担当/吉岡修・佐々木章
声の出演/クーゴ 石丸博也・ハッカ 富田耕生・ジョ−ゴ 富山敬
オーロラ 杉山佳寿子・キティ 増山江威子・ドッジ 八奈見乗児
ノバ 北浜晴子・ベン 矢田耕司
協力青二プロダクション
原画/衣 政吉
動画/赤池昌人・酒井真由美・荒木りら子・井上正志
背景/丸森俊昭・鳥本武
仕上げ/中村正弘・林昭夫・森田博
特殊効果/金沢圭子 撮影/中野孝治 編集/田中修
録音/タバック小久保正雄 効果/森賢一 選曲/宮下滋
製作進行/渡部英雄 記録/石黒陽子 現像/東映化学
美術/内川文広 作画監督/衣 政吉
演出/川田武範